Sturdy Style

We define the relation between human and life stage.

Home Works No.90
和と洋が心地よく同居する割烹のような空間

No. 90

N-House

和と洋が心地よく同居する割烹のような空間

所在地
千葉県 柏市
施工
2008年
工法
木造2階建て
敷地面積
122.09m2
延床面積
108.88m2

昭和初期のレトロな雰囲気。

日本人にしか分からないであろう、和洋折衷のもつ独特の居心地の良さ。

土間続きのアプローチに赤絨毯のリビング。
割烹のようなダイニングに本格的な大壁和室。

それらを間接照明や絶妙な高さ調整、そして無垢の素材を活かすことで近代住宅の中に『昭和初期』の雰囲気を生み出すことに成功した。

細部へのこだわりはもちろん、借景としての中庭の利用などは設計力があってこそ。

ハウスメーカーの分類する和風・洋風・モダンに囚われることなく空間を考えるスターディ・スタイルだからこそできる提案だ。

水平ラインを意識した蔵づくりのような外観

白の塗り壁に黒の水平ラインをアクセントに。
素材は近代の性能の高いものを使用しながらも、風情溢れる外観を形成した。
道路面には極力窓を設けずプライバシーを確保。

割烹を思わせるダイニングキッチン

足元を掘り込んだキッチンカウンターがダイニングスペース。
部屋全体を明るくするのではなく、間接照明とスポットライトを使い落ち着きのある雰囲気を演出した。
床には無垢材を使用し、収納や天井面も木の質感を感じさせる素材を使用。
天井や床の高さに微妙な変化をつけることで、柔らかく空間を仕切っている。

昭和初期を思わせる赤い絨毯

リビングには赤い絨毯を採用。
昭和初期を思わせるようなレトロな雰囲気を生み出すことに成功した。
こちらもポイントは天井の間接照明。
素材や光の絶妙な加減が、この雰囲気を成立させている。

木質の床・壁・天井

床・壁・天井・階段と木の質感をとても重要視した造り。
敢えて低く設定したリビングの天井にももちろん意味がある。
段差を効果的に利用し、間仕切ることなく空間を分けることで開放感と繋がりを感じながらも落ち着いた雰囲気を生み出すことができるのだ。

旅館のような佇まいの上り口

黒い石畳に無垢の床材。
障子と木枠のガラスドア。
異素材の組合せは難易度が高いが、上手くハマれば上質な空間が現れる。
まるで旅館のような佇まいは設計力があってこそのもの。

土間続きのエントランスホール

玄関ドアを開けると土間続きの空間が現れる。
LDKへと続く前方には木枠のガラスドア。
中庭への景色が見える仕組みだ。
上部は吹き抜けており、開放感のある空間になっている。

素材の統一感が上質な空間を生む

とにかく素材使いにこだわったN邸。
階段周りも全て木で統一した。
ブレない一貫したコンセプトを持った設計手法が上質な空間を生み出すことは一目瞭然だ。

大壁和室

本格的な大壁の和室が違和感なくハマる。
日本人のDNAなのかとても心安らぐ空間。
低い位置に設けられた明障子の柔らかい光と、LDKと緩やかに繋がるガラス障子。
座の空間に合わせた低い位置を意識した設計も見所のひとつだ。

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