Sturdy Style

We define the relation between human and life stage.

Home Works No.461
「住宅をそれぞれ2つの思考で考える」

No. 461

S-house

「住宅をそれぞれ2つの思考で考える」

所在地
千葉県 流山市
施工
2015年
工法
木造2階建て
敷地面積
183.5m2
延床面積
127.12m2

□化粧と素地
日本の住宅は伝統的な木造軸組工法で作られるのがほとんどである。
しかし、結果的に厚化粧をするかのように外も内も被服し、どんな素材で住宅ができているか分からない。
伝統的な工法を隠してしまうのはもったいないと思い、出来るだけ構造の素地を見せる仕上げをしている。

□狭いと広い
この建物の敷地は変形敷地であるために、建物手前の間口は狭くなってしまうが、
壁を斜めとすることで奥に広い空間を確保した。

□建築と家具
建築空間に完全に溶け込んだ家具はあまり見た事がない。
建築の部位を家具のように仕上げ、建築と家具の境界を曖昧にすることで、建築を家具に近づけた。

□システムと造作
水回りは長年使っているうちに特に痛みが出やすい場所であるから、
交換が容易で安易なシステム機器が良いと思う。
システムのエリアを集約し、それ以外は自由度の高い空間を造るために造作としている。

□白と黒
色を決める際、白にするか黒にするか非常に悩みどころである。
システム機器は白に統一し、造作部分はできるだけ黒を使用した。

□レディメイドとセルフビルド
一生に一度の家づくり、既製品を選ぶのも楽しいが、自分で作った方がもっと楽しい。
この建物では塗装、照明器具をセルフビルドとした。

様々なそう反する事項に折り合いをつけてこの住宅はできている。

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